古い書庫

星に願いを、よしなしごとを

削 ちょっと変わった黒魔術紹介します

作者 忘れた
ギャグ(なのかな?)
こういうジャンル分けがよくわからない。
完結済み。書籍化済み。削除済み。

主人公の伊達が頭の悪い黒魔術書を拾ったことをきっかけに学校で頭の悪いイタズラをしまくるだけの小説。
だいたい下ネタ。メタい。くっそ面白かった記憶。
毎日がお祭り騒ぎのような、雰囲気にあと圧倒される独自色の話だった。
アイドルプロデュース編はほろりと泣いた記憶。
アーカイブとってないのが悔やまれる。

削除済み
個人評価7
いろいろツッコミどころは多かったけど、ギャグらしくだいたいは勢いで納得できる。

ちなみに。
同作者に転載クソ野郎の事件簿という作品がなろうとは別のサイトで読んだことがあったがこっちは駄作。
主人公のノリが作品とマッチしていない。
制裁に悪人を痛めつけて埋めて脅して事件解決。天才ならもっと頭使えよってなる。シュールギャグ路線なのかもしれんけど、なんかちがうわ。
この作者が輝くのはギャグあってこそかも。

削 眼鏡とあまのじゃく 

作者 筏田かつら
恋愛小説。書籍化済み。
作者なろう撤退に付き削除済み。

現代の高校生の恋愛小説。
中学生の頃凄く好きだった記憶。
書店で見かけたイラストが好みだった。

全読 
個人評価9
恋愛もののいろはが一通り揃っていて王道だけど楽しめた。
地味だけど好感もてる主人公が良い。記憶。
削除済みだけど忘れないようにメモ。

今週のお題「読書の秋」

今週のお題「読書の秋」

いやもう冬やぞ、
っていうのがこのお題見た私の最初の所感。

もうコタツもストーブもミカンも我が家には揃ったというのに!最近寒いもんね、仕方ないね。
そんな私の部屋ですが扇風機さんがまだいらっしゃいました…。秋どころか夏すら脱却できてなかった。ごめんね。偉そうなこと言って。

閑話休題、読書の秋ですね。
私は読書が好きですよ。
ライトなノベル系が好きですよ。
高尚な純文学が好きですとか言ってみたかったけど読んだことがないので言えそうになかった。残念。
人間失格すら最後まで読んだことないかも…じゃあ私はたぶん人間合格だ、失格じゃないし(謎理論うぇい)

まあライトノベル系列はなかなか侮れない盛り上がりがあります。
今でいうと小説家になろうなどを始めとするネット小説の台頭ですね。
いやあこれがまた面白い!
何を隠そう、私は13歳くらいの頃から父から貰ったiPod Touchでエロ動画とこの小説家になろうを日がな一日ループすることに、青春のすべてを費やしたと言っていい。
あ、つらい。

でもそれくらい当時の私はこの「小説家になろう」にどハマリしまして。
それは今でも続いております。

小説家になろうというのは、言わずもがな、素人の作者さんが好きに自分の小説を投稿できる場所です。ここから有名になって本を出して作家デビューしてアニメに映画と華々しいサクセスストーリーを描いてる方がいらっしゃるくらい、今のトレンドですね。

今日はこの小説家になろうで私が読んだ、ぜひオススメしたい至極の一冊を紹介して見ようかと思います。


『この世界がゲームだと俺だけが知っている』

https://ncode.syosetu.com/n9078bd/

バグ満載のため、ある意味人気のVRゲーム『New Communicate Online』(通称『猫耳猫オフライン』)。
その熱狂的なファンである相良操麻は、不思議な道具の力でゲーム世界に飛ばされてしまう。
突然の事態に驚く操麻だが、そこは勝手知ったるゲームの世界。
あらゆるバグを使いこなし、ゲームの仕様を逆手に取る彼は、いつしか『奇剣使いソーマ』と呼ばれていた。

これがweb小説か!
って衝撃をガツンと私にお見舞いしてくれた至極の逸品。
一般小説とは違って、作者の書きたいようにキャラがまあ動く動く。
文章の作法とか文体とか、難しいことは置いといて、とにかく読者の度肝を抜いてやろうという作者の意思が作品に如実に現れている傑作。

ゲームの世界に入り込んでしまった主人公が己のゲーム知識を総動員して、あの手この手でゲームを攻略していくという、なろう作品では多いパターンの小説。

この作品の一番の面白いところは、バグ技を駆使して俺tueeを構築してるところ。

中学生になりたてホヤホヤだった私はこれを読んで、こんな小説というものもあるのかと感動した記憶がある。

それまで読んできたことがあるものなんて、国語の教科書に載ってる走れメロスだとか、注文の多い料理店だとか、まあとにかく文科省大好きのお堅い文章。
正直私にとって読書というのは、国語の教科書に乗ってあるような、どこに面白みがあるのかよくわからない文章を読むことだと思ってた。
そりゃ読書なんてつまらないと思ってましたね。

でも小説家になろうに出会って、そしてこの小説を読んで、本ってこんなにも面白いものがあるのかと目を見張ったものです。
学校や先生は本を読むことを推奨するけど、本を読む楽しさを教えてはくれないよねって。
実感したね。

まあ私のそんな体験談はこれくらいにして。

そんな思い入れのあるこの作品、レビューはなかなか難しい。

ストーリーも笑いあり、涙あり(笑い過ぎによる)、感動あり(すげえ!)、の3要素全部詰まってます。

主人公のソーマがゲームの世界に迷い込んでしまってから、彼に襲いかかる数々のゲームストーリー。運営が作った悪意満載のシナリオに思わず読者ですらドン引きする中で、ソーマはゲームプレイ時の知識を使って次々と攻略し、脱出の糸口を探っていく。

特に周到に張り巡らされた伏線の数々を、最後にまとめて繋ぎ合わせてバグ技に昇華させる流れが圧巻の一言。

地の文でさらっと混ざり込められた一文が、後に大きな意味を持つ光景は、読んでみなければ味わえない興奮がある。

小説家になろうでも殿堂入りの名作です。
ゲームの世界に迷い込んでから現実へ帰還する方法を探す中で、主人公が何を感じ、出会った仲間たちに何を思うのか。

はちゃめちゃな展開に翻弄されながら、ぜひ彼の行く末を最後まで見てみてください。

冬になるとやたら日記を書きたくなる

たぶん持病。
昔から冬になると日記とか読書とか、文字に触れていたくなる症状が出る。
寒いと外出る気がしないし、布団から出たくない。
だからかなあって思ったり。

誰に読まれたいわけでもないけど、つらつらと文字を書いてる間は楽しいし、書いた文字はせっかくだから何処かに残しておきたくなるのがこの病気の特徴。

ちなみに去年も冬にブログ始めて春で更新断絶出せた実績がある。
あったかいとね、こうね、もう全てを更にして行きたくなる。
だからまあのんびり続く範囲で書いていく。

小説のレビューしたいなあって。
書きたいことあるのはいいことだよね。
ネット小説はいつの間にか削除されるし、読書記録に残りづらいし。
ゆるりと、自分の思いを綴っていけたらね。

てなわけ、ブログはじめます。