青い図書館 bluelibrary’s blog

誰の目にも止まらないひとりごと

現実的なハーレムの作り方

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現実的なハーレムの作り方

作者:中高下零郎
「俺にはハーレム願望がある」なんて馬鹿正直に恋人に告げた男。恋人はそんな男を受け入れ、ハーレム作りのための案を考える。最終的に出た結論は、『ぼっちな女の子を落として自分に依存させて無理矢理縛りつけ、時間をかけて本当にハーレムの一員として愛して貰えるように頑張る』なんていう、現実的なんだかよくわからないものであった。ハーレムという夢のため、男は孤独な少女と、それを取り巻く悪意と戦うのだった。

なろうで溢れ返るハーレムだけれど、じゃあ現実で高校生がハーレム築こうとしたらどうすればいいのかって話。

フィクションならともかく現実でハーレム作るのは困難。まず当たり前の前提をちゃんと認めてシビアな目線でハーレムについて考えてるのがグッド。
人恋しいボッチの女の子をつけ狙うドン引き方法で次々女の子をハーレムに加えていくけど、彼女らがボッチたる所以はやはりあって。
彼女を増やせば増やすほど、現実的な問題が主人公を襲う。
地雷みたいな女の子ばっかりなので、キャッキャウフフなハーレム物を期待してると痛い目に合うから気をつけること。

以下ネタバレちょっと含むけど。
最後は収まる場所に収まった感醸し出してるけど、これで納得してくれる女の子たちが良い人なだけ。結末ありきな強引な持って行き方だったなあと。もう少し彼女らにわがままを言う人間味を与えてあげてほしかった。
面白かっただけに最後の駆け足が残念。

この作者の他の作品は面白いのが多い。
他のはまた今度

魔王城前喫煙所慕情

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魔王城前喫煙所慕情

作者:兎山たかしぴょん

ここは、魔王城前喫煙所。昨今の副流煙問題の煽りを受け、魔王城は全面禁煙。中に入ってしまえば、タバコを吸うことができない。冒険者は勿論、魔王軍の幹部、果ては魔王や勇者さえ、喫煙を嗜む最果てのオアシス。
これは喫煙所を舞台として、そこに三年間住み着く冒険者ヤマトタケルとその他大勢が紡ぐ、日常の一コマである。

直近で読み終わったもの。
ゆるいギャグ。
30万字程度でさくっと読める。
あらすじ通り、魔王城前にある喫煙所に住み着いたうだつの上がらない冒険者の話。
喫煙所にやってくる人や魔物や神様たちとのとりとめない交流を描いている。
魔族を倒す立場の冒険者と魔王城陣営の魔族たちが、やたらフレンドリーな関係で笑った。
普通にスマホ取り出してラインで今日来る?とか言ってる。みんなで忘年会とかしてる。蝿の王はいいやつ。
物語的にとくに盛り上がる場面とかはないけど、これはこれで良いものだ。

慕情とタイトルについてるから、喫煙所にやってくる人たちの色んな恋愛模様を見られるかと期待していたが全然そんなことはなかった。
まあ、ないわけじゃないけど物語的な要素はない。たいてい既に振られたあとか、その後振られるか。感情移入する隙はない。

2月も始まりましたね

2019も残すところあと11ヶ月。
なんて言うとほんとに時間があっと言う間に過ぎていく感覚がしませんか?
まだ1月が終わったばっかりなのにね。

というわけで2月です。
この一ヶ月で読んだネット小説がいくらか溜まっているので、読書録付けていきますね。

寒い日が続きますが、お体にはお気をつけて。

ノームの終わりなき道程

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秘境『宝石の丘』へと到達し、巨万の財を手にした成り上がり錬金術士のクレストフ。富と名声を手にしてなお満たされない強欲を抱え、彼は幸福を追い求める。己にとっての幸が、どのようなものであるかも知らぬままに。やがて己の幸福の在り処に気が付いたクレストフは、自らが置き去りにしてきた過去と相対する。それは幸福を求める、終わりなき旅路の始まりだった。


作者 山鳥はむ
異世界ファンタジー
連載中 前作ノームの終わりなき洞窟は完結済み

更新を楽しみにしている作品。
前作のノームの終わりなき洞窟のその後の物語。
利己的で合理主義者の主人公クレストフが、己の幸せとは何かと向き合っていく。
前作を経て自身の殻に閉じこもるようになった主人公が、人と人との出会いの中で変わっていく様が良い。
レリィがアホで可愛い。

誰も言ってるところを見たことがないけど、戦闘描写に関してはなろう作家さんの中で屈指の上手さだと思う。
スピード感をなくさず、分かりやすい描写が頭の中でヌルヌル動く戦闘シーンを想像させてくれる。
ていうか文章自体そもそも上手い。
プロットを忠実に立てて進行してるのがわかる。
1章2章は素晴らしい。
ただ3章のアカデメイア講師編は蛇足だと感じた。

前作の洞窟よりこっちのほうが好き。
基本根幹はシリアスなので、なろうの読者層とはあまり合わないかもしれない。
でも個人的にはすごく好き。
それ相応の努力を積み重ねた人間は報われるべきだと思うし、今風のなんの苦労もなくチートでハーレムする作品が苦手な自分にとってはちょうど良い湯加減。
逆境もっとくれ。

個人評価9
作者さんが満足の行く結末を描いてほしい。
洞窟の方の最後が、なんだか物語の必要にせままれてポンポン人物が消えていくのは、ちょっと今でも納得してないので。ハッピーエンド主義てわけじゃなくて、結末ありきの強引なシナリオが苦手。
期待。

削 アンデッドは暖を求む

作者 忘れた
異世界ファンタジー、ゾンビ転生もの
完結済み。削除済み。

これもすでに削除されてしまった名作。
魔物転生ものの先駆けの一つ。
ダンジョンのゾンビになってしまった青年が、人間の暖かさを取り戻そうと足掻く作品。
終始、ペシミスチックで暗い雰囲気。
ゾンビになった影響か、常に凍えるような寒さを抱く主人公が、人間だった頃のぬくもりを求めるようになる。ただゾンビの身体ゆえ、温もりを得ると体は腐り朽ちてしまうのではないかと二律背反の最中で苦しむ葛藤がいい。

ただ終盤は駆け足でポエムみたいになってて笑うに笑えなかった記憶。
でもすごく好きな作品。

個人評価7
アーカイブほしい。

削 ちょっと変わった黒魔術紹介します

作者 忘れた
ギャグ(なのかな?)
こういうジャンル分けがよくわからない。
完結済み。書籍化済み。削除済み。

主人公の伊達が頭の悪い黒魔術書を拾ったことをきっかけに学校で頭の悪いイタズラをしまくるだけの小説。
だいたい下ネタ。メタい。くっそ面白かった記憶。
毎日がお祭り騒ぎのような、雰囲気にあと圧倒される独自色の話だった。
アイドルプロデュース編はほろりと泣いた記憶。
アーカイブとってないのが悔やまれる。

削除済み
個人評価7
いろいろツッコミどころは多かったけど、ギャグらしくだいたいは勢いで納得できる。

ちなみに。
同作者に転載クソ野郎の事件簿という作品がなろうとは別のサイトで読んだことがあったがこっちは駄作。
主人公のノリが作品とマッチしていない。
制裁に悪人を痛めつけて埋めて脅して事件解決。天才ならもっと頭使えよってなる。シュールギャグ路線なのかもしれんけど、なんかちがうわ。
この作者が輝くのはギャグあってこそかも。

削 眼鏡とあまのじゃく 

作者 筏田かつら
恋愛小説。書籍化済み。
作者なろう撤退に付き削除済み。

現代の高校生の恋愛小説。
中学生の頃凄く好きだった記憶。
書店で見かけたイラストが好みだった。

全読 
個人評価9
恋愛もののいろはが一通り揃っていて王道だけど楽しめた。
地味だけど好感もてる主人公が良い。記憶。
削除済みだけど忘れないようにメモ。